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暮らしのおすそ分け~発酵あんこのおやつ~

しみじみふくよかな豆の甘み、

年を重ねるほど、あんこが季節を問わず好きになってきました。

豆と砂糖、ほんのちょっとの塩だけでこんなに豊かな味になるなんて、日本の甘味は本当に素晴らしい!

自分で上手に作りたくて、作るたびあれこれ試行錯誤。小豆あんには塩味を醤油にすることで甘みが引き締まるように思います。

春はイチゴ大福、夏はお水でといて即席お善哉にして京都ぶぶあられをサラサラと、秋はお月見団子と一緒に、季節を問わず1年中最中に挟んだり、パンに乗せたり本当に食べ飽きません。

そのうち、あんこ作りで使うお砂糖をどうにか減らす事ができないか気になってきました。その当時、受講していた清流みずほ認定こども園の食養講座講師にデーツで代用できる事や発酵あんこの事を教わりました。

発酵あんこは、お豆と米麹、塩のみで発酵させます。米麹のおかげで砂糖を使わずにやさしい甘さのあんこができます。

小豆だと赤、白いんげん豆だと白あんこができます!

初めて作って食べた時は、もう興奮状態でした!

発酵白あんの作り方をお伝えしますね。

ぜひ、じっくり発酵する過程で甘みが増していくのも感じながら作ってみてください。

レシピ

材料

発酵白あん
乾燥白いんげん豆 200g
生米麹 200g
塩 ひとつまみ
水 4カップ

手順

①白インゲン豆はさっと洗いボウルに入れ、水を注いでひと晚浸水させる

②厚手の鍋に①を水ごと入れ中火で煮る。沸騰したら弱火にして1時間半から2時間半ほどゆでる。指で軽くつぶれたらOK

③②をざるに上げ、豆と効で汁に分ける。豆を炊飯 の内金に入れ60度程度まで冷ます。茹で汁は捨てずにスープなどに

④③の豆に米麹を加え、豆をすり潰す。パサつく場合は、茹で汁を少し加えて調整する。

⑤炊飯器に④の内釜を入れ、蓋を閉めずに濡れ布中をかけ保温機能で6時間程度保温する。途中で数回混ぜ合わせ、甘みが出たら塩を加えて混ぜる。

*温度が高すぎると酵素がはたらかず、甘くならないので気をつけてください。

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執筆ライター

矢部 法子

矢部 法子

岐阜市在住。小学生と中学生二児の母。お花、自家焙煎珈琲、アンティーク、旅行、からだおもいなご飯やお菓子作りが大好き。自家製味噌&甘酒、酵素玄米食、野菜重ね煮を取り入れています。最近はキムチ作りに夢中。冬に味噌を、初夏には梅仕事など季節に合わせた暮らしを子ども達とシンプルにとりいれています。

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矢部 法子

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岐阜市在住。小学生と中学生二児の母。お花、自家焙煎珈琲、アンティーク、旅行、からだおもいなご飯やお菓子作りが大好き。自家製味噌&甘酒、酵素玄米食、野菜重ね煮を取り入れています。最近はキムチ作りに夢中。冬に味噌を、初夏には梅仕事など季節に合わせた暮らしを子ども達とシンプルにとりいれています。

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