ラジエントヒーター
健康的に美味しく、料理にラジエントヒーター
ラジエントヒーターはIHと同じ?
キッチンのコンロはガス!という確固たる信念をお持ちの方はキッチンの加熱機器の選択に迷うことはないでしょうが、“オール電化住宅にしたい”、“お手入れが楽そうなIHにしたい”、という方は「IH」に加えて「ラジエントヒーター」という選択肢を広げてみるのも良いかもしれません。
「ラジエントヒーター」の存在を知る方は少ないですが、その特徴を知ると取り入れる方がとても多くいらっしゃいます。
IHと似ているようで、性質は全く異なるラジエントヒーターについてご紹介します。
IHと違う、ラジエントヒーターの特徴3
①電磁波が極端に少ないから安心
様々な家電製品によって生活が便利になった反面、その副作用として多くの電磁波が発生しています。
私は健康のために身体に受ける電磁波を出来る範囲で少なくしていく工夫をする必要があると思っています。
IHの電磁波は人体に影響を及ぼさないレベルとされていますが、身長の低い子供は頭の部分から電磁波を浴びることになります。
また、妊婦さんはちょうどお腹の部分にIH調理器具がきますので長時間の調理は避けたほうが良さそうです。
ペースメーカーの方は使用を主治医に相談して判断するか、使用時にIH本体から50cm近づかなければ問題ないという注意書きも見たことがあります。
ラジエントヒーターはIHと違い、ヒーター自体が発熱してお鍋を温めるのでガスに近い調理器具。電磁波が極端に少ないので安心です。
②IH非対応の鍋も使える
ラジエントは底がフラットなお鍋であれば基本的に何でも使えます。
アルミ、ステンレス、耐熱ガラス、ホーロー、銅、鉄瓶、土鍋、網を使えばお餅やパンも焼けます。
これまで使っていたお気に入りの鍋を使い続けられるのも好きな点です。
③料理が美味しいから家族も嬉しい
七輪など、炭火で魚やお肉を焼くと美味しく焼けるのはなぜでしょうか。
炭火というのは強い遠赤外線を発しているので食材の旨味を外に逃しにくく、表面が焼けると同時に中まで素早く火が通るからです。
ラジエントヒーターは備長炭の約2倍とも言われる遠赤外線を放っています。そのため、炭火焼きのようにお肉や魚は臭みなくフワッと、皮は適度に焦げてパリッと美味しく焼き上がります。
またラジエントヒーターは加熱を止めてもプレートに熱が残ります。
慣れないうちはそれが焦げ付く原因になるのですが、手慣れてくると調理が完了する前に電源を切り、あとは余熱で調整していくことができるので加熱時間が短く済むからエコなのです。
終わりに
私たちは毎日電気や機械の恩恵を受けながら暮らしています。
その恵みを享受し家族の健康を考えた製品を選択することも、ひとつのオーガニックの考え方ではないでしょうか。
毎日料理をしてくれる家族のために、ラジエントヒーターという選択肢もあることを知っていただけたら嬉しいです。